紹介文：
RECONSIDERATION - NOISE ADDICTS (EP) REVIEW
80年代初頭に突如として産声を上げたノイズコアという新世代のパンクスタイル。ノイズコアとは何だ！？ と言われた時、本作品に興味のある方ならすぐにこんなバンドを連想されるでしょう。CHAOS U.K./DISORDER/CHAOTIC DISCHORD/GAI 改め THE SWANKYS/CONFUSE当時彼らの登場はとてつもなくセンセーショナルでその過激さと強力なスローガンにより全世界のパンクス達を一瞬にして虜にした。各国の情勢や時代背景により世界中でハードコアパンクスのフラストレーションが爆発する1984年〜1985年にこのパンクスタイルが頂点を極める。
時は2013年5月、先程連想された先駆者達に多大な影響を受け人生を狂わされてしまったひとつのパンクバンドが産声を上げる。それが今回ご紹介する現代のノイズパンカー ”RECONSIDERATION”である！！現在のメンバーはCHAOS.K.(Vo)、SAVEX(Gt)、YADON(Dr)、YOSSY THE VINCENT(Ba)彼らの真骨頂はバイオレントスタイルなヴォーカルに歪のあるモコモコベース、蝉の鳴き声のようなノイズギターの応酬に限界スレスレのスピードドラムだ！特にヴォーカルのCHAOS.K.はGAI - TWO MOHICANSの歌詞がピッタリな奴で、先日も憎っくきポ０公のお世話になったばかり、、、(ギャフン) しかしライブ本番は終始オーディエンスを舐めきるファックオフ全開のヘラヘラスタイルを披露する変人ぶりで彼のノイズコアに対する純な姿勢も垣間見れる。ガーゼシャツ、モヘアセーター、ボンデッジ上下、パラシュートシャツ、ベレー帽、腕章を身に纏いノイズコアをプレイするセンスは世界中探しても希少すぎる存在。もちろんロブでピンピンの石鹸水やVO5スーパーハードスプレーを手放せないメンバー達の奇抜なヘアースタイルにもぜひ注目してもらいたい。
一連の昭和ノイズコアを継承し、30年後の現代に出現したRECONSIDERATIONの存在は奇跡であり一度聴いたら頭から離れられない暴力中毒音源！ A面1曲目GESS、2曲目GAI、3曲目CHAOS CHANNEL、B面1曲目GESS、2曲目CURSE、3曲目EXPOSE 82まで曲作りに影響を受けたであろうバンドを挙げてみました。決してカバーソングではなく、パクリ具合(失礼)がとても心地よく時には80’Sハードコア、時には70’Sパンクロックとなる絶妙なノイズコアを体感できます！あっ！これは！！と思うリフからニヤリとさせてくれるセンスまで先輩方から拝借し消化するRECONSIDERATION的パンクの手法。特に若い頃ノイズコアで人生を見失ったことのある全国のSPENDING LOUD NIGHTな皆様にはぜひともご自宅のプレーヤーでPLAY LOUDしていただきたいものです！！無類のノイズコアファン並びに九州バイオレントパーティー育ちのマニアックスな方々にもぜひ音源やライブをきっかけに再びあの時代へタイムスリップしていただければと思います。ちなみにタイトルの”NOISE ADDICTS”はもちろん、メンバーがどうしても拘りたかったレコードスリーブ(VIOLENT PARTYxBLUE JUG仕様)もぜひ隅々までチェックして下さい。
さて彼らは現代のNOISE HEROになれるのでしょうか！？記念すべきファーストシングルがニッポンパンクレーベルの名門"POGO77"より遂にリリース！！
special thanx to
GAI/THE SWANKYS/CONFUSE/GESS/NO CUT/SIEG HAIL/CURSE/S.C.U.M./THE DONKEYS/CHAOS CHANNEL/EXPOSE 82/SCREAMING NOISE/DUST NOISE/TACOS U.K./VIOLENT PARTY/KINGS WORLD RECORDS/BLUE JUG/STRAWBERRY RECORDS/KPP/SKELTON RECORDS/ANARCHY CENTRE/DRUNK WITH PARTY/EXPOP!
NOISE LIKE CHAOS “INOUE” SHIMOKITA-KILLERS
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