TOM AND BOOT BOYS - STUPID AND NAKED PUNKS ARE RUNNING IN MY HOUSE (EP)
レーベルインフォ：
すでに20年超えの活動を誇り、日本全国〜海外にもその名を轟かせ、世界中のアンダーグラウンド・パンクスに衝動と衝撃と、一周して多くの笑いまでを与え続けている(本人たちはマジメです)、Oi!×ノイズ×ドランク・アタック型ハードコア・パンク・バンド、TOM & BOOT BOYSが新作7インチEP『Stupid And Naked Punks Are Running In My House』を発表するという！！
これが2011年に出されたROUGH STUFFとのスプリット7インチ『Back On The Fuck Again!』以来約2年振り、そしてナント単独音源としては2008年のCD『Old Punk Generation』以来5年振りになる渾身のEPなのだから、その知らせを聞いて「え！新作出るの！？きっとまたいつもと同じテイスト間違いナシっしょ！！」と誰もが期待に胸を膨らませることだろう(褒めてます)！！
7インチで6曲入りという、フォーマットを最大限利用したUS80'sハードコア・パンクを彷彿とさせるギュン詰めショート・シャープ・ショックな今作にいざ針を落とせば、そこには期待以上に20年前と変わらぬテンションで怒濤のFXXK OFF ATTITUDEを轟音ノイズとともに全開拡散する、ミニマリズム溢れるアタック・ハードコア・パンク・ナンバーが矢継ぎ早に飛び出してくるではないか！！
ザッと曲に触れると、1コードのサビにタイトルまんまのコーラスを載せた1曲目「Oi!」に始まり、もの悲しげなギター・ソロが印象的なタイトル曲「Stupid And Naked Punks Are Running In My House」、皮肉的でユーモア溢れる独特のコーラスが乗る「I Hate Suit Men」、ズンドコ・リズムが印象的アクセントの「I Don't Wanna Spend My Fuckin' Money For Your Fuckin' Cunt」(全身震えるような凄いタイトルだ)、途中CHAOTIC DISCHORDの「Fuck Off And Die」のドンズバでハマッたカヴァーをはさみ、「俺はイイけどオマエはファッカー！」とシンガロングに煽りまくるラスト「I'm OK. You Are
Fucker」まで、世間と世俗に中指立てた等身大(以下？)の歌詞をバラマく、いつまでもエネルギッシュで初期衝動満載な全6曲、どれもテンション高くてキャッチーで瞬間煮沸的にアッと言う間に聴き終えてしまう、みんな大好きなTOM & BOOT BOYS節が大爆発！！持ち味である独特のユーモア・センスにも溢れてて、とにかくユカイ痛快極まりないこと間違いナシ！！なのだ。
レコード屋で「パンク」のコーナーに行ったらTHE JAMの後期やTHE STRANGLERSの後期しかなくてモヤモヤとテンション下がっちゃうアタック・パンクなそこのアナタや、冬でも夏でも鋲ジャン着込んで革ジャンの中で肉まんorシューマイ蒸せるくらい常にムレムレ・パンクなそこのキミはもちろん、コンビニの隅っこでこっそり＜壇蜜＞のグラビア見てセックス・アタックな妄想キメてるムラムラな煩悩直結型ヤング＆オールド・パンクスな諸君まで、新たなポゴ・パンク・バイブルとなる『Stupid And Naked Punks Are Running In My
House』を是非ともGETして、いろんなムラムラやモヤモヤを発散しにライヴに行って大暴れしまくってほしい(ステージ上ではジャケ絵同様に某氏の＜壇蜜＞以上のクリーミィ〜な脱ぎっぷりも見れるかも)！！音楽的には異なるが、もはやTHE RAMONESやTOY DOLLSと同レベルの「永遠の金太郎飴サウンド＆スピリット＆アティテュード」に溢れた、ある意味安心感100%(笑)なピュア・ハードコア・パンクがここにある！！時代は変わってもTOM & BOOT BOYSは変わらないぜ！！ (ヤマダナオヒロ aka nAo12xu/†13th Moon†)
KILLERS BLOGより抜粋:
久々の単独音源が遂にリリース !
変わっていないといえばいつものお決まりTOM AND BOOT BOYSスタイルですが、ボロボロになったDR.MARTENSを履いているメンバーに異変が起きたのかと目を疑ってしまう分厚い音。特にCONFUSEやCHAOS U.K.に近いノイズの応酬は全パンクス一聴の価値あり !!ポゴパンクスとクラスティーズのボーダーラインを軽くぶち壊してくれる痛快円満な作品です。
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